高度なラヴェルのピアノ!
モーリス・ラヴェル(1875年生まれ)というと「水の戯れ」(1901年)「亡き王妃のパヴァーヌ」(1899年)などで知られている19世期末から20世紀はじめにかけて活躍したフランスの作曲家です。
ラジオの特集
去年(2015)の夏にNHK-FMで特集をしていてラヴェルは緻密で難しく天才的と言われていました。すごいなあと思って伝記本を少し読んだり、放送を繰り返し聴いていました。そう、ラヴェルを極めたいと思ったのです。弾くというよりその難解な音楽を聴けるようになりたいって感じです。
でも初期の作品以外はどれもなじめなくてリピートして聞くのすら厳しかったです。もともとフランスの印象派はベートーベンやモーツァルトみたいに耳なじみなメロディが全く出てきません。で、あきらめました。
ピアノ協奏曲との出会い
しかし2016年7月、これもNHK-FMの番組なんですが日曜日の午後に放送されている「きらクラ」という番組があります。ちょこちょこ聞いたりしているのですが・・・パーソナリティーを務めるお笑い芸人のふかわりょうさんのおすすめの一曲として紹介されたラベルの「ピアノ協奏曲ト長調第2楽章」(1931年)がいいなと思いました。アンビエント風に聞こえました。
番組は録音しなかったのでYouTubeで聞いたりしました。その週の金曜日の「クラシック・カフェ」の再放送でなんと流れたのです。さっそく録音しました。ラッキーでした。
ピアノの難易度
このピアノ協奏曲は第3楽章からなり、1と3は同じテイスト。ラヴェルが明らかにガーシュウィンから影響を受けたかのようなジャズ(ブラスっぽい)「トムとジェリー」の追いかけっこの後ろで流れているみたいな・・・なのに第2楽章だけ全く違います。
ピアノは全般にわたって繊細で緻密さが求められるようですね。鍵盤のタッチは強くなくて触るか触らないかぐらいに聞こえます。装飾音符、トリルがいっぱいです。上から下への音階を降りたりも多いです。これを小川のせせらぎ程度の鍵盤タッチで弾いてるみたいです。
